「きれい」Makeupは見た目を変えるだけでなく「脳」も元気に!
鏡を見て、メイクを仕上げていく。まさにメイクアップすると
自分の一番「きれい」な顔に出会います。
思わず鏡に映る自分に向かいニッコリと笑いかけるのを、皆さん、誰でも経験されている事ですよね。
鏡に映る自分に向かって、思わず不機嫌な顔をする。なんてことは無い気がします。
高齢者の皆様と一緒に「化粧療法レクレーション」を開催。
鏡を見ながら久しぶりに自分でメイクアップに挑戦する高齢者の皆さま。
不思議です。ほぼ全ての方が、化粧をする前の表情と比べて
明るく・元気に・笑顔が表われてきます。
するとどうでしょう?!どんどん言葉も出てきます。
周りの方との会話も弾み、コミュニケーションが豊かになっていきます。
お互いが笑顔の交換、「その口紅似合うね」など会話も弾みます。
褒められて嬉しくない人はいません。さらに頬は緩み口角が上がります。
会場は、ワイワイガヤガヤ。まるで乙女たちの女子会のようです!
会場には「きれい」「可愛い」「素敵」のキーワードが飛び交います!!
「きれい」「可愛い」は「脳」へのご褒美。脳が喜ぶワード(言葉)なんだそうです。
更に鏡に向かって笑顔を見せるのは、脳にとても良い影響があります。
アメリカの心理学者トムキンス氏は「顔面フィードバック仮説」で
鏡に映る自分の表情や笑顔が、脳にフィードバックされて、
ポジィティブな心に変えるという表情が脳も心にも影響することを説いています。
トムキンス氏が説くまでもなく、笑顔の人には思わずこちらも笑顔になる事は、
私達の経験でよくわかっています。
まさに「脳」の中にあるミラーニューロンの効果で、
目に入る顔の表情を、自分の顔にも鏡のように映しだすことが分かっています。
自分がさらに「きれい」になることは、嬉しいこと。
そこから自然と生み出される笑顔で創るコミュニケーション。
豊かになるのは、納得・理解できますね。周りへの好感度も間違いなくアップします。
「きれい」Makeupは、脳も心も元気に綺麗にしてくれます。